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残りの人生カウントしながら生きていくための備忘録です。暮らし・本・雑多なことについて書いています

NHKの朝ドラ「あさが来た」原作読みました

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NHK朝ドラ、みてますか?実はこれまで生きてきて朝ドラって一度もみたことがありませんでした。そんな私の朝ドラデビューは「花子とアン」です。続いて「マッサン」もかなりのめり込んで観ていました。

そのつぎは、どうも興味がなくて今はここです「あさが来た」。前の花子のときに関連本を読んだのですが、そのときでてきた「広岡朝子」の名前。へー日本女子大学の創立に奔走した人なんだというくらいしか、知りませんでした。

本屋さんで原作を読んでから、ドラマを観たわけですが、まずオープニングの曲が秋元さんの喜び組みですよ。それがよくない。

で、ドラマのほうは、当然原作とかぶるところはあっても、設定は違っている。なんていうか、少女マンガのようなドタバタさですかね。

でも、これはこれで面白い。テレビの浅子は、波瑠さんが演じています。京都の豪商一族三井十一家の一つのお家に生まれた浅子。なんと三井の女たちは、みんなだれかしらが、大阪の豪商、両替商のとこの嫁になると決められています。

浅子のいいなずけは、広岡信五郎という加島屋の後継者。テレビドラマのほうは、脇の人たちが面白い。いい味だしているのが、昔はイケメン俳優の代名詞だった近藤正臣。浅子の義父を演じています。

さて、原作のほうですが、通勤の合間にちょこちょことなんて思っていたら、おもしろくて一気読み。

広岡朝子さんがずば抜けた能力の持ち主なのはもちろんですが、心のやわらかさ、温かさというところに惹かれました。

江戸から明治とかわる事態に、どれだけの人間が淘汰されていったのか。幕末だ維新だと威勢がよく、志高い男とそれを見守る女たちの視線で書かれることが多いけれど、広岡朝子の生涯は、商人の目、女の目という点ではもっと現実的です。やると決めたらあきらめない、九転十起の浅子の人生は、こっちまでなにかやれそうな気にさせてくれます。

ドラマの波瑠さんが演じる浅子も、おっとりお嬢様の雰囲気を出しつつ、ここぞというときは、ドスがきくたくましさがあります。もう一人の主人公、浅子の姉、初(実際は春)も、両替商としては、加島屋とならぶ山王寺(実際は今橋天王寺屋)に嫁ぎますが、時代を読み切れず没落。なにかも失ってしまった後の生き方がすごいです。史実は失意のまま24歳で亡くなってしまい、夫も再興できないまま歴史の中で消えていきます。

今週は、浅子が買い取った炭鉱で、炭鉱夫たちと戦うところがみもの。連続朝ドラをみて感心したのは、15分の中身の濃いストーリー展開。1週間でちゃんとドラマが用意されているところです。

これって、史実ではどうなの?と疑問もありますが、いやもう人間ドラマとして楽しみたい。そんなところです。

 

 

 

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